毎日の体調管理をする中でめやすとしている事があります。
■熱:37.0度前後
37.5度以上は注意(だいたい1日1回昼ごろ測定する)
体温調節が未熟であるため、気温が高いと体温も上昇する。
室温に気をつけ、寝衣・掛け物・体幹部の冷却を併用する。
これでも37.8度以上は要注意。
■呼吸状態:回数は40〜50回前後
調子が悪いと鼻〜気管にかけてゼロゼロ音が強くなる。
熱や体動、体位との関連をみながら観察する。
ゼロゼロの強さと場所、血中酸素濃度の低下、心拍の上昇、鼻の穴の開き具合、
咳・鼻水の量によって吸引を考える。
■咳:普段は見られない
熱や呼吸状態、鼻水の量とも関連する。ゼロゼロ音が強く、口を閉じてする咳のような、
くぐもった咳が小刻みに続く時は、吸引を考えていく。
■鼻水・鼻づまり:時にあり
普段、鼻呼吸の音はほとんどしないが、調子が悪いと症状が出やすい。
咳や鼻のゼロゼロ音が大きく低くなり、呼吸や表情に余裕がなくなって、心拍が140〜150になったら、
鼻腔吸引を考える。また、吸入も行う。
■心拍:平常時は1分間に120回前後
眠っているときは1分間に100回以下のこともあり。
1分間に150から180回が3〜5分以上は、呼吸・顔色などに要注意。
常にサチュレーションモニターを接続しているため数値を観察し、表情に余裕があるか否か、
胸の動き、鼻の穴の開き具合、熱、体の姿勢や苦痛の有無についても、総合的に観察する。
■血中酸素濃度:96〜100%を目標(酸素0.5リットル/分を使用中)
酸素なしでは、血中酸素濃度93%前後。
サチュレーションモニターを接続して観察している。
心拍、呼吸、熱との関係が深い。まれにモニターのはずれや接触不良の事もあり注意。
■表情:かかわると笑うが調子のが悪いと無表情
かかわり初めから笑うまでの時間の長さは、体調と比例傾向。
気分がよいときは自ら喃語の発語がある。快・深いの感情は、わずかな表情変化、目の動き、
手の動きに認められる。
まわりの環境変化を、自分なりに察知していると考えられる。
認知手段としては、触覚は認識できる。視覚は正面20センチ程度に反応ある。
嗅覚には明確な反応はない。味覚は甘い物によく反応あり。
■睡眠:睡眠時間が少ないと調子が悪い
平均1日10時間ほどの睡眠をとる。睡眠パターンはばらつきがある。
原則的にkanaのリズムに合わせる。
昼夜逆転は、体調の崩れる前兆になりやすく注意を要する。
起床…6時30分頃
入眠…23時頃
お昼寝…午前10時〜12時頃
午後15時〜17時頃
この間で各1〜2時間ほど寝る
■胃残量:朝・昼はほとんどない(薄い黄色〜白い透明液)
夜は胃残量が残ることが多い。平均10ミリリットルほど。
胃カテーテルから引ける胃残量・性状(出血の有無や色、混入物)・空気の量は、
体調判断のめやすになる。
■尿量:1日650ミリリットル前後
色が濃い、においが強い時は、体調が悪くなる傾向がある。
量の変化は、何日かのトータルな視野で見ていく。(日々の量にこだわり過ぎないこと)
■むくみ:普通はない
顔のむくみを見る、調子が悪いとまぶた、眉間がややぽってりする。
調子が悪いと、手足の甲やすねのむくみも含め、全身を観察する。
■てんかん発作:眼球の上転・手の軽い緊張
1回の発作は平均1分間前後で1日数回ある。
大発作でなければ様子を見る(呼吸・顔色変化・継続時間に注意)。
抗てんかん薬はマイスタンとフェノバールを内服している。
■舌の荒れ
調子が悪いと乾燥する。舌が白くなり、部分的に円形のただれができると要注意。
■よだれ:普段それほど多くはない
調子が悪いと少なくなり、ねばねばして口の中が乾燥してくる。
■全身
体調が悪い時は、体(主におなか)に赤い蕁麻疹?が出る。
体調の度合いにより、その範囲と色の濃さが変わる。
などなど… 2005/10